アニメ

深夜アニメの歴史【1960年代から最新の2020年代まで網羅】

この記事はこんな方におすすめです。

  • 深夜アニメをよく見るようになったので昔の有名なアニメ作品を知りたい!
  • 昔見ていた深夜アニメがいつ頃の作品だったか思い出したい。
  • アニメの歴史に詳しくなりたい。

私は今までに2000作品以上の有名な作品からマイナーなマニアックな作品までアニメをたくさん見てきました。

本記事を読むことで近年人気となっている深夜アニメの歴史について知ることができますよ。

深夜アニメの歴史年表

ここではテレビアニメの始まりから年代ごとに分けて見ていきましょう。

TVアニメの始まりから深夜アニメ黎明期

日本のテレビアニメの歴史は1963年から始まります。

手塚治虫原作、手塚プロダクション制作による「鉄腕アトム」が最も有名です。

1963年放送開始のテレビアニメは「鉄人28号」「エイトマン」「狼少年ケン」などがあります。

同じ年に放送開始された「仙人部落」という作品は日本初の深夜アニメといわれています。

当時第8話まで水曜日23:40~23:55、第9話以降日曜日22:30~22:45にフジテレビ系で放送されていました。

1969年には「六法やぶれクン」が日本テレビ系列で23:10~23:15に放送されました。

しかしこの頃はまだ深夜アニメという概念そのものが存在していないといってよいでしょう。

1980年代

1986年ハートカクテル」が日本テレビ系列で放送。

実に17年ぶりの新作深夜アニメでした。

1987年レモンエンジェル」シリーズがフジテレビ系にて放送。

1989年セイシュンの食卓」「小松左京アニメ劇場

この時代から1990年代にかけて、深夜バラエティ番組の1コーナーとしてアニメが放送されるという形式が多くみられました。

24時以降の深い時間帯に放送されるようになったのもこの頃からです。

コアなアニメファン向けはOVAなど販売用ビデオ作品として制作されるものが主でした。

1990年代

深夜アニメが本格的に増え始めるのがこの1990年代からです。

当時は日中放送されたアニメや過去の名作を深夜に再放送するなどが多くありましたが、完全新作の数が80年代以前に比べて数倍に増えていきます。

特に1995年に放送開始されて大ブームになった、新世紀エヴァンゲリオンの深夜再放送は大人気で視聴率も高かったようです。

その影響からか、実際に90年代後半からは前半に比べて新作深夜アニメの放送本数が10倍以上に増えています。

エヴァンゲリオンの影響もあり製作委員会方式によるアニメ制作が深夜アニメではトレンドとなっていきます。

1990年銀河英雄伝説」(OVA作品のテレビ放送版)

1992年スーパーヅガン」「ヨーヨーの猫つまみ

1995年行け!稲中卓球部

1996年~1997年エルフを狩るモノたち

1997年以降はものすごい数の作品数になっていくので、その中の一部の作品をここではあげていきます。

1998年serial experiments lain」「MASTERキートン」「頭文字D」「スーパーミルクチャン

1999年エクセルサーガ」「To Heart」「KAIKANフレーズ

テレビ東京系列の放送作品が圧倒的に多く、この頃から少しづつ独立U局系アニメも現れはじめます。

ただし全国区で放送される作品はまだ少なく、一部地域のみが見られるという形が多かったのです。

ワンダフル枠

TBSの深夜バラエティ番組「ワンダフル」では2年間ほどアニメ放送枠が設けられていました。

それまでも深夜バラエティで短いアニメ放送枠はありましたが、いろいろな多くの作品を決まった枠で放送していくのはこれが初めてです。

捉え方によっては後の深夜アニメ放送枠ブランドの最初期の形といっていいかもしれません。

セクシーコマンドー外伝 すごいよ!!マサルさん」「浦安鉄筋家族」「逮捕しちゃうぞ」「デ・ジ・キャラット」などが有名です。

2000年代

90年代後半から爆発的に製作放送本数が増えた深夜アニメですが、2000年代に入るとその数はさらに数倍に増えていきます。

特にテレビ東京などのキー局で放送される数を超えるほどに独立U局系で放送される作品がとても増えました。

2020年代の現在においても有名で人気を維持している作品も多く現れ、この頃から深夜アニメブームが始まったといってもいいかもしれません。

衛星放送やインターネットの普及、動画サイトの出現などにより、一部地域だけでしか見られなかった深夜アニメが多くの人に触れられる環境が整ってきたということもあります。

そして2005年頃からの秋葉原を中心としたオタクブームも勢いをつけたのかもしれません。

2006年放送「涼宮ハルヒの憂鬱」などはその代表的な例でしょう。

アニメ市場の経済規模もかつてないほどに大きくなっていきました。

ノイタミナ

フジテレビの深夜アニメ放送枠としてノイタミナが作られました。

基本的に深夜アニメはどちらかというとコアなアニメファン向けに作られていましたが、ノイタミナでは若い女性をターゲットにしたアニメ作品を放送することを目指しました。

第一弾放送作品は2005年ハチミツとクローバー」でした。

2010年代以降

深夜アニメ本数が爆発的に増え、さらに深夜アニメの人気も高まっていく中で、公式にネット配信されるアニメを見るという文化が定着してくるのがこの2010年代です。

スマホゲームをはじめとしたメディアミックスやリアルでもアニメ関連の規模の大きいイベントが増え、経済規模もさらに大きなものになっていきました。

本数があまりにも多くなってしまったため、放送時間も21時台や22時台といったプライムタイムにもアニメが放送されることも珍しくなくなりました。

こうなってくると深夜アニメという言葉があまり当てはまらなくなり、PCスマホタブレットなどを使って自由な時間にアニメを楽しむという視聴スタイルで、さらにアニメは幅広い層に楽しまれるカルチャーになっていきます。

各テレビ局の深夜アニメ枠レーベル

フジテレビのノイタミナのようなアニメ放送枠ブランドが有名になり、2010年代は各局もアニメ放送枠に名称をつけていくようになっていきました。

テレビ東京「アニメノチカラ」フジテレビ「NOISE

テレビ朝日「ANiMAZiNG!!!」MBS毎日放送「アニメイズム」TBS「アニメリコ」日本テレビ「AnichU」BS11「ANIME+」など。

まとめ

現在アニメ作品はテレビ放送でも毎日10作品20作品またそれ以上に放送されるのが当たり前になってきました。

それだけでなく、ネット配信アニメチャンネルなどを含めると数え切れない作品数が常に自由に見られるという、かつての深夜アニメファンからすると想像できない世界になりました。

深夜アニメの歴史を振り返ることでそのなりたちや過去の作品に触れて、さらにアニメを楽しみましょう!

-アニメ